頭脳派カイト

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夜中、皆がひとしきり楽しい時間を過ごし寝静まった頃、 「行くのか?」 「はい!お世話になりました。やはり僕は父が許せません。ここにいると居心地が良すぎて、、、」 孤児院の子供達の顔を思い出しフッと寂し気な顔を見せた後 「先ずは父を探す旅に出ます!!」 力強く言い放った。 「では少しだけ座って昔話をしよう。」 先程尋ねた張本人のじいやは椅子に腰掛けた。 孤児院から出ようとしていたカイトはじいやに促されて椅子に腰掛けた。
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