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「いててててて…………」
なんなんだ、さっきの光は…………。
道場についてドアを開けた瞬間に、景色全てを飲み込む閃光。
あんな仕掛けは、道場にはなかったはずだ。
おかげで気絶して頭ぶつけたっぽいし……。
弟子共の悪戯か…………。
そんな悪戯されるような覚えは無いんだけどな。
頭を押さえながら、体を起こす。
もしかしたら、何かのドッキリかもしれない。
…………まさか、テレビ番組か！？
なるほど、そういうことか。
この俺、"工藤陽一"をネタに使うことになった。
それならば、あの光にも納得いく。
気付いてしまえばこっちのもの！
気付かないふりして、楽しんでやるぜ！
期待を胸に、ゆっくりと目を開けた。
「は…………？」
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