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ある時、おじいさんが「熱心に求婚してくる五人の貴公子の中から、結婚相手を選びなさい」と、かぐや姫を説得しました。
すると、かぐや姫は五人の貴公子達に別々の無理難題をふっかけ、それを果たした人と結婚する、と言いました。
まず、石作皇子(いしつくり の みこ)という人には、『天竺の仏の御石の鉢』を。
車持皇子(くるまもち の みこ)という人には、『蓬莱山の玉の枝』を。
右大臣 阿部御主人(うだいじん あべ の みうし)という人には、『唐土の火鼠の皮衣(もろこしのひねずみのかわぎぬ)』を。
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