0人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は予定していた店に彼女を連れて行った。
魚がうまい居酒屋
菜々子さんは予想通りのテンションの上がり様でまるで遊園地に来た子供みたいだ
飲み物を頼んでとりあえず乾杯する
俺は焼酎ロック、菜々子さんはもも酒をロックで
お互い酒は強いせいかまだ7時半の一杯目なのに強い酒を頼んでしまう酒飲みな二人
後は適当に刺身やらつまみを頼んで、彼女の声に耳を傾けた。
菜々子さんはお酒も入って楽しそうに自分の生い立ちを話す。
俺はじっと聞きながら彼女を分析する。
まぁ癖だから仕方がない
学生時代に好きな先輩がいて時折学校をサボって先輩を老いかけたことや意外と理系が得意なこと。
動物が好きだけど、マンションで飼えないなど色んな話しをしてくれる。
相変わらず表情がコロコロ変わりおもしろい。
俺はそんな彼女をじっと見つめていた。
最初のコメントを投稿しよう!