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さっきから視線は彼女のまま
たまに気づき首を傾げてはにかんだ笑い方をする彼女を観察していると、急に名前というかあだ名を呼ばれた。
てか呼ぶ相手はただ一人
ポン酒まで飲みはじめた俺の友達
『シンジィ~こっち来てよぉ!』
そんな大きな声出さなくても聞こえてますよ
作り笑顔を崩さず、友達の前に座った。
とりあえず挨拶
『どうも。飲んでますか?』
当たり障りない挨拶をしながら彼女を見た。
近くで見るとやはり可愛かった
色白な肌にくっきりした二重まぶた潤んだ瞳は酒の飲みすぎだろうか?
グロスでツヤツヤした唇は思わず近づけたくなる
俺は隣に会社の同僚がいることも忘れ不覚にも見入ってしまった。
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