所詮僕達は友達だった

最初の出会い

私があの女に関わるきっかけになったのは違う高校に通っていた同級生からの紹介からだった

私の名は俊明と言います
女の名は奈津美と言います

私が奈津美に初めてあったのはデパートの中にある椅子にて

私は初めて奈津美を見たときは明るい女だと思った。男受けする性格で、私は彼女のことを凄く気に入り､根掘り葉掘り彼女について詳しく聞いた

奈津美は頭の回転が早く､人を飽きさせない面白さと魅力があったし、学業も優秀だった。顔はけして可愛いとは言えるほうではなかったが、雰囲気美人というのか魅力的なものは確かにあったと思う

聞いた話では学校の女生徒には嫌われていたらしい。
元の原因はきっと私だろう。
私の知り合いが大半だったが、学校帰りに頻繁にいろんな男と歩いてたり、複数の男と遊んでいたら、妬みを買うのは当たり前なのかもしれない

やりまん・たらしなどの噂が流れていたらしいが､奈津美を知る私は彼女がやりまんでもたらしでもないことを私は知っている。

高校の三年間､学校では友達がいなかったらしく､ずっと大人しく椅子にぽつんと座っていたらしい。私が知る奈津美のプライベートは明るくて大笑いする騒がしい子だった。