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翔太郎「ところでさ、お前本当に魔術使えんの?」
今更何いってんだ、こいつは。
使えなかったら、部活なぞ作らんだろうに。
「使えるさ。
まぁ、実際には精霊みたいの呼び出すような感じだけど。」
翔太郎「え、すげえ!
俺にも見えんのか?」
「お前にはまだ早いなあ。
俺は何か潜在的な能力を持っていたから集中力はあんまいらんが、能力ない人にはかなりの集中力がいると思う。」
翔太郎「そうかー。
じゃあ、部活内容はその集中力を確保するような練習をするんだな?」
こいつ、意外に頭キレてるなあ。
「その通り。
俺もさ、津波起こすとかはかなりの集中力がないと出来ないんだよ。」
翔太郎「えっ!?
お前、津波なんて起こせんの!?」
かなりおどけた表情を見せる篠原。
「やろうと思えば。」
翔太郎「やんなくていいからな。
俺はそもそも信じてないから見せられたら逆に困るしな。」
「とりあえず、貼りにいかないか?」
翔太郎「そうだな。」
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