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｢妹さん達の了承も得たことですし、本当にあなたはいいのですか？｣
｢興味が出てきた事だし、でも断る｣
｢さっき、妹達が許可したらいいと言っとっただろがぁ！｣
｢おお、それだよ｣
｢なにがだ！｣
｢その変わりっぷりが気に入った。久しぶりに観察対象ができたから、執事になるよ。だからさっきのは冗談｣
｢えっ、冗談？｣
コロコロと変わるなあ。見てて飽きねえ。
｢そうと決まれば、篠原｣
｢はい、お嬢様。準備は整っています｣
｢じゃあ、掛かりなさい｣
ぞろぞろとＳＰ達が出て行く。
数分後
｢すみません。無理でした｣
｢えっ、何で？おかしなことでもあったの？｣
｢いえ、彼と妹さんの部屋はすぐ済みましたが……｣
｢ああ、忘れとった。俺の部屋の物が溢れているからその二、その三の部屋が満杯になってるんだった｣
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