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優希はポカーンと立っているだけだ。
「高瀬君?どうかした?」
優希は美由の声で目が覚めた。
「え!?いや、雨止んだんだなぁって思って」
「…?そっかじゃ…あ!!高瀬君の肩べちゃべちゃじゃん!!」
それもそうだ、優希はずっと美由に雨が当たらないようにずっと傘を美由にさしていたからだ。
「上がって、今タオル持ってくるから」
「んぇ!?ちょ、おい」
美由はぐいっと優希の手首を引っ張った。
(初めてだ、女の子に手を引っ張られるなんて…)
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