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美由のジャンパーに落ちる雨音が止んだ。
「え?あ…高瀬君」
「傘さしてなかったからさ…」
「ありがと…」
(ん?こっこれって女の子と相合い傘!?何で俺ドキドキしてんだ!?あれか!?恋か!?これが恋なのか!?んなアホな!!)
「やっ山本の家ってどこ?送るよ」
(何でロボット見たいにガチガチなんだよ!!恋か!!これが恋なんだな!?)
「え?うん、高瀬君って優しいんだね」
そう言うと彼女はニコッと微笑んだ。
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