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1人で職員室に向けて歩き出した。
すると、後ろから幼いころから聞き慣れた声で
「あッ!蒼じゃん。もしかして蒼も中村先生に呼ばれたの??」
予想通り声の主は幼なじみの速夢月(はやみ むつき)だった。「も、ということはお前なのか夢月…」
少しばかりテンションがおちたオレだが夢月の出現にはかまわず歩き続ける。
「あぁーーちょっと待ってよ!!どうせ行く所は同じなんだからさぁー。」とオレに言っていることもスルーし歩き続ける。
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