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夢月が小走りでオレのスピードに合わせながらいつもと同じ笑顔で話しかけてきている。
「ねぇ蒼、私達が呼ばれた理由ってあれだよね??」
おそらく夢月とオレが考えていることは同じだろう。
「あぁ、多分な。」
「今年は私達がリーダーなんだね。蒼とで私ホットしたよー♪♪」
などと、話ながら行ってるともう職員室だ。
「失礼しまーす、中村先生に呼ばれて来たんですけど。」
すると、職員室の奥の方に座っていた中村先生が振り向いて、天使のような笑みでオレらの方に歩いてくる。
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