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ニッコリ微笑むローレル。
「ローレルはアックスと見合いで結婚したのだったな・・・。結婚して幸せか?主のために無理して結婚したんじゃないのか?」
あまりにも、前に仕えていたアイリスの話になり幸せそうに笑うローレルに聞かずにはいられず聞いてみた。
ローレルはちょっと驚いた後、すぐに笑顔に戻る。
「幸せですよ、もちろん。アックスの事がすぐに好きになりました。彼は今まで会った男性と違って見えたんです」
「違って見えた?」
「はい。何て言うか・・・私らしくないのですが・・・」
そう言ってローレルは顔を真っ赤にさせた。
「運命を感じたんです。この人なら私の全てを託しても構わない。会った時、そう思えたんですよ」
「そうか」
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