楽しい毎日

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はっきり言って、ルッスーリアの料理の腕は確かだった。 包丁捌きにしろ、器具の扱い方にしろ、いつも私が10分ぐらいかかる作業を半分の5分でやってしまう。 慧「ルッス姉さん、手際良過ぎじゃない⁉」 ル「そりゃあ、何度もやっていれば自然と慣れるわ❤」 慧「ねえ、ルッス姉さん。私に料理教えてくれない?」 ル「ん?どうしたの急に?」 ルッス姉さんが不思議そうな顔をする。 慧「私、一応女の子だからさ、料理とか兄貴達に負けているわけにはいかないわけよ。」 そう、私の料理の腕は兄貴達の遥か下だ。 誰か1人がずば抜けているわけではなく3人が3人とも料理が上手いので私はいつも料理をさせてもらえなかった。 慧「だから、せっかくだからルッス姉さんに教わって兄貴達をぎゃふんと言わせたいわけなのよ‼」 私は、内なる炎を燃やしてルッス姉さんに説明する。 ル「わかったわ。じゃあこれから一緒に料理をつくりましょう❤私も、人手があったほうが助かるし、慧斗ちゃんと料理するなんてとっても楽しそう❤」 ルッス姉さんは、快く受けてくれた。 .
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