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そして歩くこと15分程。
それまで鉄が剥き出しだった通路がだんだん普通の家の通路のようになってきたかと思うと、一枚の扉の前に来た。
ス「う゛ぉおおい慧斗、くれぐれもテメェは余計なこと喋るんじゃねえぞぉ。」
慧「それくらい分かってるよ。」
子供じゃあるまいに……😡
X「慧斗……」
不意にボスが呼ぶ。
慧「何ボス?」
X「ややこしいから男のふりしてろ。」
X「了か……って嫌だよ‼なんで男のふりしなきゃいけないのさ⁉」
ベ「ヴァリアーに女が居ることはあまり言いふらしたくないの。色んな意味で。」
そうか、任務とかでも女だから油断するとかよくあるもんね。
慧「分かった。ボスの言う通りにする。」
X「簡単にバレるようなことするんじゃねぇぞ。」
そう言ってボスは扉を開けた。
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