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勇「わかった。全てを説明しよう。そのためにはまず、俺達の両親について正しく理解しておく必要がある。慧斗は父さんと母さんについて覚えているか?」
勇斗兄がいきなり聞いてきた。
慧「顔も名前もちゃんと覚えてるよ。父さんは普通のサラリーマン、母さんは普通の専業主婦でしょ?」
正「良かった。俺の術ちゃんと効いてたみたい。」
慧「術?」
兄貴達の様子がいつもと違う。
いつもは何か謎めいた強さを感じさせていたのに、今はその強さが前面にでているって感じかな。
怖くはないけど……
なんだか懐かしい気がするのは何故なのだろう。
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