両親の真実・私の過去

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勇「慧斗。お前の記憶はいつからはっきりしている?」 慧「えっ⁉」 記憶⁉なんの話? 勇「言い方が悪かったな。慧斗、自分の過去を1年ずつたどったらどこまで思い出せる?」 慧「どこまでって普通に高1、中3、中2、中い………」 あれ、中2からの記憶が曖昧だ…… 思い出せるのは学校の事だけで、家の事は何も浮かんでこない…… 何より、生きている時の両親の顔が全く思い出せない…… 慧「どうして………思い出せない……中2からの記憶が曖昧になってる………」 私は戸惑い、3兄貴を見た。 来「記憶がないのは、正確には慧斗が中2の時の8月16日からだ。」 正「その日に俺が慧斗の両親に関わる記憶の全てを封印した。」 勇「はっきり言う。俺達の両親いや、俺達の家系は凄腕のスパイだ。」 .
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