両親の真実・私の過去

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正「でも、慧斗はそれから全て逃げ切ったんだよね😃」 来「そうそう、そのせいで今だにこいつ俺達より足速いもんな。」 慧「………どういうこと?」 私はもっとカッコ良く戦ってるとか、兄貴達が守ってくれたとかじゃないの? 勇「両親は、慧斗に戦う強さも教えていたがそれよりも先に教えた事は生き残る強さだ。逃げることは弱さじゃない、生き残るための強さなんだと教え、徹底的に足を速くした。」 慧「だからこんなに足速いんだ………。」 正「でも、まだ一応術で力を制限してるから本当はもっと速いと思うよ😃」 そんなに……… 慧「そうだ。なんで私に術をかけてるの?兄貴達の話からすると、私も一応鍛えてたりとかしたんでしょ?それに父さん母さんの暗殺って………」 私はもっと知りたいと思い、自分から兄貴達に聞いた。 それがどんなに不安な事でも、私は知らなければいけないと思った。 勇「あれは慧斗が中2の夏休みの事だった…………」 .
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