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私はルッス姉さんの手を離れ、フラフラとよろめきながらボスの前に向かう。
正「慧斗、あまり無理しない方が………」
慧「気にしないで………」
私は、ボスの前に着くと力尽きたかのようにペタンと座り込む。
慧「ボス………ボスがあれだけ気を使ってくれたのに………こんな事になってごめんなさい。」
私は、ボスに謝る。
慧「私は………普通の子じゃなかった………人殺しだった………私は…私は…」
X「言いたい事は、それだけか?」
慧「えっ………」
X「ヴァリアーは暗殺部隊だ。人殺しじゃない奴なんていねぇんだよ。」
慧「でも………」
X「過去は関係ねえ。重要なのは今だけだ。だから………
もう泣くな。」
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