324人が本棚に入れています
本棚に追加
慧「ん…」
七「おっ、目が覚めたか?」
私は七海さんの研究室らしき部屋で目覚めた。
慧「七海…さん?えっ⁉」
そこで私は気付いた。
体が動かない…………
七「あ、体か?起きた時に暴れられちゃ困るからな、局部麻酔と精神安定剤を射たせてもらったよ。」
慧「ま、まさか七海さんが独自で手を加えた……」
七海さんのやつなら💦
七「安心しな。いくら俺だってそれくらい普通のやつ使うさ。」
慧「良かった………」
七「まったく………で、何があった?」
七海さんが聞いてきた。
慧「……………………」
私は黙ったままだった。
七「話しちまえ。話した方が楽になる。」
慧「……………………」
七「俺は何も知らない。だから、知ってるやつに言えない事まで全部吐いちまえ。そしたら少しは楽になる。」
七海さんの問いかけか、精神安定剤の効果かは分からないけど、私は七海さんなら話しても良いかなと思った。
.
最初のコメントを投稿しよう!