過酷な現実

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慧「ん…」 七「おっ、目が覚めたか?」 私は七海さんの研究室らしき部屋で目覚めた。 慧「七海…さん?えっ⁉」 そこで私は気付いた。 体が動かない………… 七「あ、体か?起きた時に暴れられちゃ困るからな、局部麻酔と精神安定剤を射たせてもらったよ。」 慧「ま、まさか七海さんが独自で手を加えた……」 七海さんのやつなら💦 七「安心しな。いくら俺だってそれくらい普通のやつ使うさ。」 慧「良かった………」 七「まったく………で、何があった?」 七海さんが聞いてきた。 慧「……………………」 私は黙ったままだった。 七「話しちまえ。話した方が楽になる。」 慧「……………………」 七「俺は何も知らない。だから、知ってるやつに言えない事まで全部吐いちまえ。そしたら少しは楽になる。」 七海さんの問いかけか、精神安定剤の効果かは分からないけど、私は七海さんなら話しても良いかなと思った。 .
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