過酷な現実

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七「ツナによ、医術を学んだ人がそう簡単に人を殺して良いのかって言われてな。あ~成る程なって思ったよ。リボーンの野郎にも、医者が自分の意思で人を殺せば人を救えなくなると言われたな。だから、一旦復讐の事は忘れた。」 慧「………………」 七「だけど1回だけその言葉に逆らった事がある。正確に言うと事故なんだが、今更それを根に持ってるわけじゃねえ。」 慧「どんな事故だったんですか?」 七「ある日な、ボンゴレ以外のマフィアの奴が俺の研究室に来た。ボンゴレと同盟関係を結びたいとかなんとかでな。俺の研究室には俺の許可なしには入るなと言ってある。なのにそいつはずけずけとデカイ態度で入って来やがった、同盟を結ぶための視察だとぬかしてな。今思い出すだけでもイラつくぜ💢」 七海さんの顔が般若のようだ……💦 めちゃ怖い((((;゜Д゜))) 七「そしてあげくのはてに何したと思う?俺の薬を猫ババしようとしたんだぜ。俺は今までの分もあってそいつを殴っちまった。そしたらそいつは持っていた薬を頭からもろに被った。」 慧「まさかその薬は、皮膚毒とかですか?」 七「もっと最悪だ。その薬は骨格標本を作るときに使うたんぱく質だけを溶かしていく薬で俺はさらにそれに色々と改良を加え掌に1滴垂らすとものの30秒で貫通しちまうほどの威力を持たせていた。」 慧「じ、じゃあ………」 七「そいつはホントに一瞬で溶けちまったさ。本当に何も出来ないくらい一瞬でな。」 .
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