過酷な現実

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七「まあ、そのおかげで行方不明になったと言い訳ができたんだがな。でも俺は人を殺した。その現実は変わらない。今お前が悩んでいることを俺も悩んだんだ。まったくわからないとは言わせないぜ。」 慧「七海さんの過去はわかりました。でも男と女ではやっぱり感覚が違うし………」 七「そこも心配ない。俺は女だ。」 慧「そうでしょう、だから男の………えっ⁉七海さん女なんですか?」 私は本当に驚いた。 七「なんだ、知らなかったのか?」 慧「知りませんっていうか、他のみんなも女だって知りませんよ‼」 七「だろうな。俺は別に隠してたわけじゃねえが女だと思われると相手になめられるから口調は男にしてたし、俺は露出は嫌いだったから男物の服ばっか着てたし、胸は邪魔だからいつもさらし巻いてたからな。」 なんつう男勝りな方なんだ😅 七「あ、別に男になりたいとかじゃねえから。なんつうの、色々めんどくさいからさ。」 慧「だと思いました😓」 .
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