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白「じゃあ、僕の考えは正しかったんだ………」
勇「何を言っている………?」
白「君達は僕のものだ。あの世界にしかいない君達を連れてきた僕は正しかった。だから君達は僕のものだよ。」
正「俺達はものじゃないよ‼」
私達をもの扱いした白蘭に正斗兄が怒る。
白「いや、僕のものだよ。ちょっとした手違いで呼び寄せた場所が間違っちゃっただけで本来は僕のところに来るはずだった。僕のところに来れば君達は僕に心を許したはずだ。返してよ。」
白蘭がわけのわからない理屈を並べて私達を執拗に欲しがる。
綱「駄目だよ。この人達は渡せないよ。もうみんなボンゴレのファミリーだ。」
ツナ…私達のことをファミリーって………
白「仕方ない。じゃあ少し妥協してあげてそこの男の子だけにしてあげるよ。」
勇「断る。」
白「君じゃない。そっちの子。」
来「俺も嫌だね。」
白「違う。そっち。」
正「俺だって嫌だよ。」
白「違う違う。そこの子だって。」
そう言った白蘭の指は私を指していた。
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