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慧「嘘……モスカじゃん……」
私は大きな人影――モスカを見て驚いた。
入「君、モスカを知ってるのかい？」
慧「うん……私ヴァリアーだからモスカの事は他の人よりちょっと詳しいの……」
私がまだヴァリアーの幹部になってなかった時、資料室に行っては役に立つ事はないかと読書をしていたことがある。
その時にモスカの資料を見た。
漫画として読んでいた時にはわからなかった詳しい事までわかり、今まで以上にモスカに対する警戒心が沸いてきたのだ。
？「正一？それともう１人。」
モスカに気を取られていた私は、もうひとつの小さな人影の方を忘れていた。
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