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調子に乗った私は、さっきよりもよりしなやかに、早く正確に舞踊る。
不思議な感覚
私は今まで、舞というものをやったことも見たこともない。
なのに、自然と体が動く。
なんか、スゴく気分が良い。
相手の攻撃を防ぎ、すぐに自分の攻撃を返す。
私の攻撃は、段々早く鋭くなっていく。
慧「アハハハハ‼」
私は笑っていた。
心の底から大声で笑った。
そして、バランスを崩した相手に私は一気にたたみかけた。
倒れた相手の胸を踏みつけ、首に鉄扇の刃を突きつける。
ル「勝者、慧斗ちゃんよ~❤」
ルッスーリアが高らかに宣言した。
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