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フ「もう……わかりましたよベル先輩。ちゃんと説明すればいいんでしょ～」
ベ「そうだよ、最初からそうしやがれ。」
フランがベルに折れて、渋々説明を始める。
フ「えっとですね～、今の慧斗にはとても強力な幻術がかかっているのです～多分何人かの術士がかけたんでしょうね～だからこちらも２人以上の術士がいないとその幻術が解けないわけですよ～」
綱「だからさっきマーモンか骸って言ったんだね。」
フ「まぁ、無理矢理記憶を戻すことも多分できるでしょうが、それには慧斗の心に一番影響を与えた人物が必要です～その人物に会って声をかけてもら得れば解けるんじゃないですか～？」
フランが不真面目そうに解説する。
ベ「慧斗が一番印象に残ってる人物って俺じゃね？だって俺王子だもん。」
フ「確実に堕王子ではないです～その意味の分からない自信はどこから出てくるんですか～？」
フ「うっせえぞフラン‼」
ベルとフランがまた喧嘩を始める。
ル「とりあえず、あの２人はほっといてその影響を与えた人物が誰かを考えましょう。」
ルッスーリアがベルとフランを無視して話を進める。
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