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勇斗が泣いている来斗とそれを慰めている正斗に今の状況を説明する。
来「じゃあ、慧斗は俺の事を覚えてないのか?」
勇「そうだ。」
来「じゃあ、俺を覚えてないからあんなこと言ったんだよな?」
勇「それは……」
勇斗が言葉に詰まる。
正直なところ、慧斗の来斗への言動は自分たちと比較すると異常だった。
それは、慧斗自身が無意識に来斗を拒絶していることを意味する。
来「そうか、そうだよな。慧斗が俺にあんなこと言うわけないよな‼」
来斗は1人で納得して安心している。
そんな来斗を見ていると、勇斗は真実を言うに言えなかった。
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