白蘭の策略

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X「お前は俺の事も忘れたのか?」 XANXUSの言葉に慧斗は動けない。 マ「この反応……まさか、慧斗の記憶に影響してる人物はボス?」 マーモンの言葉を無視して、XANXUSは言葉を続ける。 X「俺がお前にしてきたことは、お前の記憶に残らない程度だったんだな。自分の主人がわからないカスには、お仕置きが必要だな……」 XANXUSが不吉な言葉と共に、右手に憤怒の炎を灯す。 慧「……や……」 初めて慧斗が反応を示した。 慧「……嫌……来ないで……」 しかし、XANXUSは慧斗の言葉を無視して近付いていく。 慧「坊主になるのだけは嫌ぁぁぁぁぁぁ‼」 慧斗の叫びと共に、何かが弾け飛ぶ感じがした。 .
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