白蘭の策略

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慧「お願いボス‼坊主にするのだけは勘弁して‼」 慧斗は、泣きそうな顔をしながら徐々に後ろに下がる。 ス「おい慧斗‼記憶が戻ったのかぁ⁉」 慧「うるせえスクアーロ‼今はそんな場合じゃないんだよ‼」 慧斗の記憶は、元に戻っていた。 白「まさか、こんな簡単に術が解けるなんて……」 白蘭は、元に戻った慧斗を見て素直に驚く。 慧「ボス、落ち着いて……私が何か悪いことした?」 X「はぁ?覚えてねぇのか?」 慧「まったくもって覚えておりません(´・ω・`)」 マ「君は、あそこにいる奴に記憶を書き換えられていたんだよ。」 マーモンが親切に説明してくれる。 慧「マーモン‼」 慧斗はマーモンを見つけたと思うと、ギュッと抱き付いた。 マ「むぎゃぁ⁉何するのさ慧斗⁉」 慧「マーモン不足。」 平然とした顔でそんな事を言う慧斗に、マーモンは少し顔を赤らめた。 ル「慧斗ちゃん、そろそろ離してあげないと。マーモンが苦しそうよ。」 慧「ルッス姉さん‼」 慧斗は、マーモンを離すと今度はルッスーリアに抱き付いた。 .
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