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慧「チョイスをするって決まったんだから、この人達退けてくれない?目障りだしウザイ。」
白「しょうがないな。」
そう言って白蘭が手を振ると、部下達が一斉に退いた。
慧「どうも。」
慧斗は、そう言うと白蘭に向き直った。
慧「ルールと方法、それに場所はそっちが決めて。たぶん私には考えられないから。」
白「本当に良いの慧斗ちゃん?僕、自分の有利なようにしちゃうかもよ。」
白蘭は笑いながら言う。
慧「なら、こっちから公平なものになるように入江正一を出そう。彼ならチョイスも知ってるし頭も回る。ルールや場所、その他諸々については二人で決めて。」
入江は、自分の名前が出されて驚いていた。
入「君は、僕を信用するのかい?僕はこれでもミルフィオーレだよ。」
慧「私が信じてるのは、私と関わってきた人だけ。貴方は私に変なことしなかったし、女だからと下に見るような事もなかった。それに、私が信頼してる兄貴達が信用してる沢田綱吉が信用している。だから、私も信用して良いと思ってる。」
慧斗は、そう言ってにぃと笑った。
慧「私らの運命、任せたよ」
そんな姿を見て、入江正一や他の皆も慧斗の事をかっこいいと思ってしまった。
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