324人が本棚に入れています
本棚に追加
X「おい慧斗、説明してもらおうか。さっきの行動の意味を。」
基地に帰ってからの第一声はボスだった。
めちゃくちゃ怖い顔で私を見る。
慧「わかった💦ちゃんと説明するからそんなに怒らないでよボス💦」
私は、慌ててボスを宥める。
慧「私たちが白蘭に囲まれたときに、また頭の中に映像が浮かんできたの。それが、私が白蘭にチョイスを申し込む光景。その先がどうなるか全く見えなかったけど、私が持っていると言われている能力を信じてみようと思ったの。その結果があれ。」
私は簡潔に説明する。
ボスはまだ私を怖い顔で睨んでいた。
ス「だが、なんで俺達に相談もなしに勝手にやった⁉」
スクアーロも、怖い顔で私を見る。
その2人だけではない。
ルッス姉さんや、レヴィ、フランとマーモンも険しい顔をしている。
慧「だって……みんなに相談したら反対するにきまってるじゃん。私わかってるつもりだよ。私が自分を犠牲にしようとすれば、みんな怒るんでしょ?」
ヴァリアーのみんなは何にも言わない。
慧「みんなが助かるには、あの方法しかなかった。強行突破なんかすれば誰かが犠牲になる。それは嫌なのだからあの方法をとった。ごめんなさい。」
私は、みんなに頭を下げた。
.
最初のコメントを投稿しよう!