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X「ちっ……」
ボスは、舌打ちをして私達のアジトへと帰っていってしまった。
慧「ボス……」
ル「大丈夫よ慧斗ちゃん。」
ルッス姉さんが私の肩に手をおく。
慧「ルッス姉さん……私、皆を助けたかった。それだけだったのに……」
ボスにわかってもらえなかった……
そう思うと、私は泣きそうになってしまった。
ル「心配しないで慧斗ちゃん。慧斗ちゃんの思いはちゃんと私達に伝わったわ。もちろんボスにもね。」
慧「本当?本当に皆は……ボスは私の思いをわかってくれた?」
ス「テメェの思ってることなんざお見通しなんだよ‼」
ベ「ししっ、俺王子だから慧斗の考えてること全部分かるし。」
フ「慧斗って分かりやすいんですよね~」
マ「考えてる事が手に取るようにわかるね。」
レ「も、もちろん俺だってわかっている!!(まったくわからんかった……)」
皆が私を励ましてくれる。
その心がとても嬉しかった。
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