1週間

4/28
前へ
/397ページ
次へ
X「ちっ……」 ボスは、舌打ちをして私達のアジトへと帰っていってしまった。 慧「ボス……」 ル「大丈夫よ慧斗ちゃん。」 ルッス姉さんが私の肩に手をおく。 慧「ルッス姉さん……私、皆を助けたかった。それだけだったのに……」 ボスにわかってもらえなかった…… そう思うと、私は泣きそうになってしまった。 ル「心配しないで慧斗ちゃん。慧斗ちゃんの思いはちゃんと私達に伝わったわ。もちろんボスにもね。」 慧「本当?本当に皆は……ボスは私の思いをわかってくれた?」 ス「テメェの思ってることなんざお見通しなんだよ‼」 ベ「ししっ、俺王子だから慧斗の考えてること全部分かるし。」 フ「慧斗って分かりやすいんですよね~」 マ「考えてる事が手に取るようにわかるね。」 レ「も、もちろん俺だってわかっている!!(まったくわからんかった……)」 皆が私を励ましてくれる。 その心がとても嬉しかった。 .
/397ページ

最初のコメントを投稿しよう!

324人が本棚に入れています
本棚に追加