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勇「慧斗、これからどうするつもりだ?」
いきなり勇斗兄が聞いてきた。
慧「とりあえず、入江に任せるしかないよ。さっきも言ったけど、私には難しいことなんて考えられない。でも、信用して信じることはできるからさ。」
私がそう言うと、兄貴達は微笑みで返してくれた。
来「お前らしくていいんじゃねえの。」
正「俺、慧斗のそういうところ大好きだよ。」
慧「ありがと。私はこれからアジトに戻るよ。ボスにちゃんと話さなきゃ……」
私が表情を固くしたのがわかったのか、勇斗兄が私の頭を撫でてくれた。
勇「大丈夫だ……行ってこい。」
慧「……うん‼」
私はそう言って、ボスの後を追って走り出した。
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