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えっ?
嘘……
私今……
ボスに抱き締められてる?
いきなりの事で、めちゃくちゃドキドキしてるけど……
ボスは、いつもの乱暴な感じじゃなくて優しく、だけどしっかり私を抱き締めていてくれる。
耳をすませば、ボスの心音が聞こえる。
心音が聞こえるくらい近付いたのは、多分子供の時以来。
恥ずかしいけど、とても安心する。
X「俺の前から、いなくなるなカス……何がなんでもだ。」
ボスの優しい言葉。
私が必要とされていることが、その言葉からわかった。
慧「うん。ずっと側にいる。ボスのヴァリアーにずっといる。私は、ボスの雲の守護者だから。」
私は、そう返事した。
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