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次の日。 入江にチョイスの話し合いを任せた私は、そわそわしながら入江の帰りを待っていた。 ベ「落ち着けよ慧斗~。そんなにそわそわしても何にもなんないって。」 さっきから落ち着かない私に対して、ベルが言った。 慧「でもさ、すっごい気になるじゃん。はぁ~大丈夫かな~」 マ「気になるならなんでついていかなかったのさ。慧斗なら一緒に行っても良かったと思うけど。」 流石マーモン。 厳しいことを言うね。 慧「嫌だよ。今白蘭にあったら何されるかわからないし、あの2人の話なんて私がわかると思えないからさ。頭こんがらがって知恵熱とか出ちゃうかもしれないからね。行かない方がいいのよ。」 私は言い訳まがいの返しをする。 マ「そう、ならいいけど。でも、いい加減にそわそわするのやめてくれない?僕にまで伝わってくるんだけど。」 そう、今マーモンは私の腕の中。 そわそわしてるのがすっごく伝わってると思う。 慧「ごめんね。」 私はそう謝るが、そわそわは止まらなかった。 .
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