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入「ただいま」
私がそわそわしたまま待っていると入江が帰ってきた。
慧「おかえ……あっ⁉」
帰ってきた入江を見ようと振り返ったら、その奥にいる人物を見つけた。
慧「スパナ‼」
ス「久しぶり。」
入「話し合いに行ったらスパナとばったり会ってね。今の状況を話したら僕と一緒に行くって。」
ス「こっちに居ても、実験相手がいなくてはモスカの改良ができない。ウチは慧斗のいる方の味方。」
慧「ありがとうスパナ‼」
スパナの言葉が嬉しくて、私はスパナに抱き着いた。
スパナは、そんなに私の事を想っていてくれたんだ……
ス「あと、ウチが作った武器の事も気になるし……最後までメンテしたいし……モスカも強くしたいし……」
前言撤回。
スパナはただ私を実験相手としか見ていないみたい。
何だか嬉しいような悲しいような複雑な気持ち……
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