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そんなこんなでスパナが仲間になった。
慧「それで、話し合いの方はどんな感じ?」
私は入江に聞いた。
入「うん。基盤は僕と白蘭さんがやっていたゲームを元にしてる。後の細かいルールとかの設定明日決めることになってる。」
慧「そうなんだ。やっぱり入江に頼んで良かったよ。話し合いがスムーズに進んでる。」
入「こ、これくらい普通だよ💦」
私が褒めたのに戸惑っているのか、すこし慌ている。
慧「ありがとう」
私はそれだけ言って、自分の部屋に戻っていった。
いや、正確には私の部屋に待っているはずの兄貴達の元に向かったんだ。
朝早くから私を訪ねてきて、入江が帰ってくるまで待っていてくれた兄貴達。
夕方近くになっても待ってるって事は、とても大切な用事なんだと思うけど……
いったい何なんだろう?
私は皆目検討がつかなかった。
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