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勇「慧斗、今日話があるのはお前の体についてだ。」
慧「私の体?」
来「そう、最近お前体の調子がおかしいらしいな。突然体が動かなくなるとか。」
確かに、最近の私の体はおかしい。
スクアーロとのあの事件以来度々起こるあの現象。
戦闘中に急に体が硬直する。
マーモン達には一種の呪いとか術の類だって言ってた。
それで少し前までは、戦闘するのは危険だからって任務につかせてもらえなかった。
来「その顔は心当たりありって顔だな。」
慧「でも、それを知ってなんになるのさ?マーモンとかに相談したけど、呪いとか術の類だから迂闊に触れないって……」
正「大丈夫。その術ね、俺が慧斗にかけたものだから。」
慧「はぁ⁉」
なんでここに正斗兄が出てくるの?
しかも、この呪い正斗兄が私にかけたって……
正「順番に説明するね。まず俺は慧斗の記憶を封印した、ここまでは知ってるよね?」
慧「うん。少し前にその封印を解いてもらったばかりだからね。」
正「実は、封印はもう一つあったんだ。」
慧「もう一つ?」
正「そう、記憶とは別に体の記憶も封印したの。」
慧「体の記憶?」
正斗兄は、私にわかりやすいように説明してくれるが私は次々に明らかにされていく事実についていくのがやっとだった。
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