1週間

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来「良いか慧斗、百歩、いや1万歩ぐらい譲って生身の人間は許そう。でも無機物だけは駄目だ。相手はただの機械なんだぞ!!」 慧「はぁ?モスカのどこが悪いのさ。やったあと、毎回スパナがグレードアップしてくれるからスッゴい楽しいんだよ。」 来「楽しい!?モスカとヤって楽しいだと!?慧斗、お前って奴は……」 正「来斗っ……いい加減っ……止めて……笑い堪える方の身にもなってよ……」 良かった。 やっと正斗兄が止めに入ってくれた。 笑いながらだけど。 来「はぁ!?お前ら何笑ってんだよ!?そんな場合じゃねえだろ!?」 勇「落ち着け来斗。慧斗の話を思い出してもう一度考え直してみろ。」 来「思い出して考え直しす?ん……」 来斗兄は、少し落ち着きを取り戻し、もう一度私との会話について考えているようだ。 来「欲求不満……体を動かす……相手……モスカ……っ///」 あ、また顔が真っ赤になった。 勇「来斗、欲求不満を抜いてもう一度考えろ。」 来「体を動かす……相手……モスカ……あ……///」 あれ? 来斗兄は、なにかわかったようだが、更に顔が真っ赤になってるぞ? どういう事だ? 来「勇斗、俺は先に戻る////」 勇「わかった。あとは任せろ。」 来斗兄は、それだけ言い残すと、ものすごい勢いで部屋から出ていった。 慧「来斗兄、どうかしたの?」 正「慧斗は、知らなくて良いことだよ……ハハハッ!!」 正斗兄は、来斗兄がいなくなったとたんに、すごい笑いだした。 勇斗兄も、壁に寄りかかって肩を震わせている。 多分、声を殺して笑ってるんだな。 勇斗兄があんなに笑ってるなんて、珍しい…… 私には、全くわけがわからないんだけどな。 .
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