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まあ、とにかく。
あの後、正斗兄に体の封印の方も解いてもらった。
解いたもらった直後の感想。
慧「なにこれ?本当に私の体?めちゃくちゃ軽いんですけど!?」
そう、封印を解いてもらってから、めちゃくちゃ体が軽くなったんだ。
今なら、空だって飛べそうだ。
正「それが本来の慧斗の体だよ。封印してた期間分筋肉落ちてると思ってたけど、そうでもないみたいだね。」
慧「筋肉落ちてるというか、むしろバリバリついてるんですけど。」
勇「当たり前だ。俺たちが今までやってきた修行は、簡単に筋肉が落ちるほど楽なモノじゃない。」
慧「へぇ~。ま、とにかくありがと兄貴。来斗兄によろしくね。」
私は、お礼と来斗兄への一言だけ言って部屋を出た。
体が軽い、動きたい。
私はそのまま、談話室へと向かった。
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