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バン!!
慧「スクアーロぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
私は走ってきた勢いで扉を開け、スクアーロに飛びついた。
と思ったけど、あまりの勢いにスクアーロに抱き着いたまま壁まで吹っ飛んで行ってしまった。
ス「う゛ぉぉぉい!!何しやがんだ慧斗ぉ!?」
耳元で叫ばれて、めちゃくちゃうるさいけど、今はそんなことどうでもいい。
慧「組手しよ!!」
ス「はぁ!?」
いきなりの私の言葉に、スクアーロは驚いているようだ。
慧「だから、組手しよ!!」
ス「慧斗!!お前の体はそんなことできる体じゃないだろ!?
ボスにも、しばらく動くんじゃねえって言われただろうが!!」
慧「それならもう心配ないよ。兄貴達に治してもらったから。」
私は、スクアーロにさっきまでの事を話した。
ス「じゃあ、今は普通に動けるのかぁ?」
慧「うん。むしろ前より断然体が軽くなった感じ。」
私はニコニコ笑顔で言う。
ス「しょうがねえな。様子見ながらやってやるぜえ。」
慧「やったね!!やっほい!!」
あれ?
テンションが上がり過ぎて、私、自分のキャラを見失ってないか?
まあ、後で元に戻ればいっか。
そういうことで、私はスクアーロと組手をすることになった。
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