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慧「とりあえず、最初は武器なしで。」 ス「わかった」 スクアーロは、その言葉と同時に私に向かってきた。 結構なスピード。 今の私の目から見れば、遅い。 一直線に向かってきたスクアーロを軽く避け、そのまま後ろから回し蹴りをする。 スクアーロは、私の攻撃に反応し、防御の体勢を取るが、私はかまわずスクアーロに回し蹴りをした。 私の蹴りが当たった瞬間、スクアーロは、防御をしたのにもかかわらず、ものすごい勢いで後方に下がる。 ス「(慧斗の蹴りって、こんなに重かったか!?)」 私は、蹴りを繰り出したあと、すぐさま次の攻撃に移る。 今度はスクアーロも反応し、私の攻撃するタイミングに合わせてカウンターを仕掛けてきた。 私も、そのカウンターに反応して、後ろにバク転しながら下がる。 わお!! いつの間にか私、バク転できるようになってるじゃん!! しかも、体はマジで軽い。 気分は最高だ。 .
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