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フ「じゃあ、ミーはここまでです~。ボスに殺されないように頑張って下さ~い。」
フランは、XANXUSの部屋の前まで来ると私を置いて帰ってしまった。
薄情者~😭💦
立ってても仕方がないので、私は覚悟を決めて扉をノックした。
X「入れ。」
中から短い返事が聞こえる。
私は、思い切って中に入った。
思った通り、XANXUSは大きな椅子に座ってこっちを見ていた。
X「てめぇ、俺に挨拶がねぇとは良い度胸だな……消されたいかカス。」
慧「う゛っ……ご、ごめんなさい💦雅慧斗、ただいま元気になりましたです💦」
うわっ、恐さのあまり何かスゴい変な言葉使いに💦
X「まあ良い。」
そう言って、XANXUSは何かを投げた。
それは、指輪だった。
X「はめろ。」
私は、その指示に従い指輪を右手の中指にはめた。
X「力を込めろ。」
指輪に力を入れてみる。
すると、紫色の炎が灯った。
慧「あっ………」
もっと早く気付くべきだった。
これは、ただの指輪じゃなくてリング。
私、何色の炎なのか調べられてたんだ。
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