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慧「みんない……っ!?」
私は、談話室の扉を開けて中を見た瞬間、息をのんだ。
なんでって……
X「騒がしいぞドカス……」
いつもは自室にとじこもって、めったに談話室なんか来ないボスが、目の前にいたから。
慧「ボ……ス……なんで……ここに?」
X「あぁ゛?俺がここにいたら悪いのか?」
明らかに機嫌の悪いボス……
たぶん、原因は私。
X「ふん……おい、カス共。さっきの話、わかってるだろうな?」
ス「ボスの命令だ。全員わかってるぜ。」
スクアーロのその言葉を聞いたボスは、満足したのか談話室を出ていった。
慧「ねぇ、ボスの命令って?」
私は、恐る恐るみんなに聞いた。
ス「ボスの許可が出るまで、お前に匣の使い方を教えるな。破った奴は容赦なくかっ消す、だとよ。」
スクアーロの言葉を聞いて、私は目の前が真っ暗になったような気がした。
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