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3人がこの並盛に来てから、一週間が過ぎた。
その間、勇斗、来斗、正斗の3人はそれぞれに別れて妹の捜索に当たっていた。
勇「おかしい……こんなに手がかりがないものなのか……」
楽々軒のカウンターに座ってラーメンを待っている勇斗が、他の2人に向けて呟いた。
来「一週間全く手がかりなしはな………」
正「まさか……どっかの崖とかに落ちて全く動けないとか!?」
勇「それはないだろう……仮にも俺達の近くに居て一緒に落ちたんだ。そこまで遠くまでは行かないはずだ。」
来「じゃあどこに居るんだよ‼‼」
来斗が声を荒げる。
正「ちょっと💦落ち着きなって来斗💦」
正斗が来斗を宥める。
イ「何だか大変そうですネ。」
そこに、出前から帰ってきたイーピンが加わった。
正「あ、イーピンちゃんお帰りなさい😃」
正斗が嬉しそうに出迎える。
来「もう行くぞ。」
正「えっ⁉もう少しイーピンちゃんと話してたいよ~💦」
来斗と勇斗は、駄々をこねる正斗を連れて楽々軒を出た。
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