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勇「とりあえず、午後もこのまま聞き込みだ。何か分かったら携帯で伝えろ。」
勇斗がそう言って、3人は分かれた。
勇斗は、商店街を中心に聞き込みをしていた。
その時、ふと誰かの視線を感じて振り返った。
振り返った先には、いかにも怪しそうなサングラスの男が喫茶店の席に座り、チラチラとこっちを見ていた。
勇斗は、少し警戒するだけで暫く様子を見ることにした。
すると、男は明らかに勇斗の後をつけてくる。
勇斗は、とりあえず人気のない場所に男を誘いこんだ。
そして、辺りに誰も居ないことを確認すると、思い切って後ろを振り向いた。
勇「俺に何か用か?」
勇斗が、酷く冷たい視線を向けながら質問する。
男は、その質問を聞いて不気味に笑った。
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