324人が本棚に入れています
本棚に追加
/397ページ
正「あれ?いつの間にか商店街から出ちゃった……」
正斗は、いつの間にか商店街から出てしまい、人気のない場所にいた。
男「(これは、好都合……)」
男は、そろりと正斗に近づいた。
正「あっ⁉そういえば、おじさんいつまで俺のあとをつけるつもりなの?」
男「‼‼⁉お前、気付いていたのか?」
びっくりした男が、正斗に聞く。
正「ううん。ただ単にこんな町外れの人気のない場所まで一緒にいるなんておかしいなって思って聞いてみたの。」
正斗は、正直に言った。
正斗は上の2人のような、鋭い洞察力や観察力はないが天才的な直感力を持っている。
だから今までじゃんけんには負けたことがないし、宝くじも5万円程度なら何度も当てている。
いわば、超幸運の持ち主なのである。
正「で、おじさん俺に何のよう?」
.
最初のコメントを投稿しよう!