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私がヴァリアーに入隊してからというもの、私はスクアーロやベル、ルッスーリアとの訓練に明け暮れていた。
ただひたすら、戦闘スキルと暗殺技術を自分の体に叩き込んでいく。
その訓練の中で、私はどんな武器でもある程度は使いこなせることが判明した。
それは、単なる偶然。
ベ「なあ、慧斗のその武器正直使い辛くね?一回他の武器やってみたら?」
こんな感じで、私は武器庫にあるありとあらゆる武器を使ってみた。
すべての武器で、幹部以外の隊員に通用するのがわかると、スクアーロ達は私のこの身体能力に驚いた。
ル「すごいわ~慧斗ちゃん。どんな武器も一回使い方を見るだけで使いこなしちゃうなんて。天才よ~。」
ベ「まったく面白い奴だよ、慧斗は。」
ス「お前、本当に一般人なのかよ……」
私は、誇らしかった。
だってなんか、自分がぐんと成長した気がしたから。
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