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そして、決戦の日。
私は朝から緊張していた。
普段なら緊張するなんて柄に合わないって吹っ切れるのに、今日は駄目だ。
手足が小刻みに震える。
慧「武者震いよ、武者震い……」
私は自分に言い聞かせるようにそう呟く。
そして、時間になった。
X「準備は良いか?」
訓練室に着いた私に、XANXUSが聞く。
慧「もうバッチシ✌」
私は強がって言う。
でもその中に、XANXUSを見て安心している自分があった。
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