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男①「でも、俺は誘ってると感じちまったからしょうがない。今晩俺の部屋に来ないかい?」
なんつう厚かましい男なんだ‼
慧「せっかくですが、お断りいたしますわ。実は私、もう狙っている殿方がいらっしゃるの。」
男①「ほう……君みたいな美しいお嬢さんの心を射止めたのは誰なのかな?できれば教えてほしいね。」
男が、少し怒ったように聞く。
慧「このパーティーの主催者である方よ。」
そう、ちゃんと狙ってるから言葉に間違いはない。
心(ハート)じゃなくて、心臓(ハート)だけれどね。
お、私今上手いこと言ったじゃん😃
男①「そ、そうか……彼なら仕方ないね……彼はお酒が入るとちょっと危ないから気を付けた方が良いよ。」
もちろんそれぐらい知ってるよ。だってこっちはそれが狙いなんだから。
慧「ご忠告、ありがとうございます。では、私はこれで。」
そう言って、私は男達から離れていった。
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